Ameri in California

ゆるーい夫と猫男爵+たまごちゃんとの日々

ふるさとフェア2

先日のふるさとフェアですっかり地元が懐かしくなってしまって鹿児島が恋しいAmeriです。今日は鹿児島のお菓子以外のおいしいものを。

 

 

フェアにもフライなど何種類か出ていたのですが、”きびなご”は私の大好きな魚です。関西、東京に住んでいるときはほぼ見かけなかったように記憶してます。

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キビナゴ
(黍女子、黍魚子、吉備女子、吉備奈仔、学名 Spratelloides gracilis )は、ニシン目・ニシン科に分類されるの一種。インド洋と西太平洋熱帯亜熱帯域に広く分布する小魚で、食用にされる。(Wikipediaより引用)

10センチくらいの小さな魚で西日本で獲れるようなのですがいたみが早いため漁獲地以外へはほぼ出回らないそうです。なるほどー。だから関西や関東のスーパーで見かけることはなかったんですね。。(地域によって呼び名も異なるようです)

 

きびなごを食べるときに絶対外せないのはお刺身で、地元でしか食べられなかったこともあり、日本にいた頃もひさびさに地元に帰るとスーパーで新鮮なものを買って帰って家で捌いてました。笑

捌くといっても指で内臓を取り出して開くだけなので小学生くらいの頃からやっていて、、キラキラ光るきびなごのお刺身をまーるくきれいにお皿に盛るの最高に気持ちいいんです。(写真はJA鹿児島県経済連さんのWebsiteよりお借りしました)味ももちろん絶品です!

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鹿児島ではきびなごのお刺身には酢味噌が一緒に出されます。私はどちらかというと醤油(できれば生姜醤油)派なんですけどね。これ食べると、あー、地元に帰ってきた。と感じてました。

 

きびなごはほかにも天ぷらやフライ、南蛮漬けなども本当においしいです。

 

また今回、購入したものの一つにさつまあげがありました。しばらくアメリカにいてさつま揚げなんてほぼ食べる機会もなかったので懐かしー!!!となりました。

 

さつま揚げは全国的にも知名度があるので鹿児島でしか食べられないということはないですが、全国的に販売されているさつま揚げは私が小さいころ食べていたものとはやっぱり少し違う気がするのです。全国的に出回っているものは少し上品というかかまぼこに近い感じで、個人的には”よそ行き”に仕上げてあるように感じてしまいます。

 

実家がものすごい田舎だからなのか母の好みだったのか、うちの食卓に上がるさつまあげ(つけあげと呼ばれていました)は中の色がもっとグレーでした。たしか原料がほぼイワシのすり身だからと聞いたように記憶しているのですが、、

棒状になっているすり身だけのものもおいしいですし、中にゴボウ、さつまいもが入っているものもこれまた格別で、このイワシの魚くささや小骨がたまに残っているくらいのもののほうが私にとってはより地元感、懐かしさを感じます。

 

余談ですが、今回購入したさつま揚げのパッケージにさつま揚げの由来が書いてありました。-以下引用-

さつま藩(鹿児島県)は弘化3年頃、幕府の命により琉球を統治することになり薩摩藩と琉球藩の交流が始まりました。琉球語で野菜のてんぷらを”アンダーギ”、魚肉のすり身を油で揚げたものを”チキアーギ”といい、いつの間にか薩摩ではそれがなまって”ツケアゲ”となったといわれています。

 

へぇ~!!! 知らなかった。つけあげは琉球語がルーツだったんですねー。おもしろい。

変わった言葉はたくさんあるけどなかなか由来まで知ることはないので勉強になりました!

 

他にもランチを探していた私には黒豚角煮弁当なるものがとても魅力的だったのですが、今の私には少し高級すぎるお値段で断念しました。

 

ほんとにフラッと立ち寄っただけのつもりが、いろいろと昔の思いを巡らせ懐かしむことになりました。しばらく体調が悪く外出を控えていたこともあって本当にいい気分転換になり楽しめました。

 

鹿児島は本当においしいものがたくさんあります。小さい頃は特に意識もせず、きらびやかな都会にばかり憧れていましたが、今は帰れるふるさとがあること、おいしい地元ならではの食べ物があること、日本人でもリスニングが難しい独特の方言などいろんなことも含めて地元が大好きです。

 

夫くんも、一緒に日本へ行ったときにあるレストランで食べた黒豚のヒレカツがどうしても忘れられないようで、何かにつけてあのレストランにもう一度行きたいといいます。来年くらいには一度戻れるかなー。

 

元気にたまごちゃんが生まれてきてくれたら来年こそは3人で一時帰国して思う存分食べまくりたいです!!アメリカ生まれアメリカ育ちの猫男爵お兄さんも連れて行ってあげたいけど、ものすごいビビりだから飛行機むりだね。。

 

鹿児島に旅行する機会がある方はぜひ地元ならではのおいしいものたくさん食べて鹿児島ファンになっていただきたいと思います!!

 

今日は少し長くなってしまいましたがまた機会があれば私の好きな地元のものシリーズご紹介していければと思います。お楽しみに―!